炭焼きで文明崩壊の原因8つのうちの2つ「森林破壊」と「土壌劣化」を防ぐ。


文明崩壊 上: 滅亡と存続の命運を分けるもの (草思社文庫)
文明崩壊 上: 滅亡と存続の命運を分けるもの (草思社文庫) ジャレド ダイアモンド Jared Diamond 草思社 2012-12-04
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まだ読んだことのないジャレド・ダイアモンドの「文明崩壊」。読んでみようかなと思うけど、本全部を読むのは大変そうなので、ネットで他人の書評などをつまみ食いして全体像を見てみました。

この本は人類の数千年間の崩壊した文明と、そうではなかった文明を克明に分析して、いったいどういうプロセスで崩壊に至ったのか、そうではない文明はどうやって継続できたかなどが書かれているようです。

つまみ食いした感じでは、崩壊した文明は下記の8つの原因があるようです。

・森林乱伐
・植生破壊
・土壌問題(浸食、塩性化、地力の劣化など)
・水産資源管理問題
・鳥獣の乱獲、魚介類の乱獲
・外来種による在来種の駆逐・圧迫
・人口増大
・ひとり当たり環境侵害量の増加

流れとしては、

①森林破壊や羊などの過放牧

②雨や風による土砂流失が発生し地力の劣化。

③農業生産性の低下

④食糧不足

というプロセスをたどるようです。

現在の社会が抱えていて、止めようと思っても資本主義活動のレールの上ではなかなか止めることができなく、崩壊した文明のそれぞれも、モアイを作り続ければ、木を切りすぎれば、自分たちが滅びる、という状況にいながらもモアイをつくることや木を切ることをやめられなかったといいます。

いろんな人のレビューを読んで、「アッ」「なんていうことだ...」と思ったことは、森林乱伐や土壌問題を炭でなんとかしようとしているチャコールブラックスの活動は、文明崩壊を止めるための活動なのかと思いました。

現代社会は、上記の文明崩壊のパターンそのままに流れている。

そんな大きなテーマがあったのかと驚いてしまいましたが、そういう意識がなかったかといえば、「環境」「貧困」などの世界規模のテーマでの認識もあったし、人類の歴史上の危機だからなんとかしたいという気持ちもありましたが、「文明」という単語で考えてみると、それを崩壊から守るための活動だと思うと壮大な感じがしてきてモチベーションあがります。

バイオ炭は森林破壊の原因のひとつになっている燃料としても木材の切り出しも畑のゴミみたいなものを燃料にできるので防げるし、それを燃料にしたあとの副産物のバイオ炭で土壌も再生することができるので一石二鳥のように思います。

まあ、これは問題を単純化した場合で現実はもっと複雑ないろんな要素が絡んで問題が起きているのだろうから、こういう活動をすることでそういう絡まった糸のようなものをほぐしていけたらなと思います。

Kindle版もあるので読んでみます。