炭の健康への効果などを研究し地道に商品を作って伝え歩いている坂井さんの姿勢に刺激を受ける。


1年に1~2度くらいしか会わないけど、会うと必ず「おおっ」と進化しているのが、越後炭焼きの会の坂井さん。年齢は推定70代後半。

坂井さんは炭の健康への影響を熱心に研究してきていて、炭のマットから始まって、今は炭と藍を使った染物や、糸から染めて炭素を付着させた靴下などを作っていて、今日始めてしったのは、今度はそれに竹から作った糸を混ぜてみるという試み。

また、綿も15年くらい栽培を続けていて、そこから糸を作っている。販売する靴下などはそれだけでは全然足りないので使われていないが、いずれは地元で作られた綿からの布を使いたいと考えている。

綿は5月~6月にうえて、10月くらいに収穫で、収穫後はにんにくやたまねぎをつくることができる。

綿の根は薬草になり、種は油、綿は糸にもなるし布団にも使えるし、茎からは設備が必要だけどバイオエタノールがとれ、染料の原料にもなるという。

油を絞ったあとの種の搾りかすは、食用の炭にしたいと理想は高くなっている。

高齢になっても研究を続け、働きまくるという姿勢が一番学びが大きい。

去年はアオーレ長岡で平日の昼間、人もまばらなところに屋台のように机をならべ、炭での染物や炭染めのTシャツのハンガーなどをならべてぽつんと立っていた。

今はアオーレがそういう出店みたいなのが商店街の商売の邪魔になるとかでやめたようだけど、今は毎週1回、新潟市のふるさと村に出店している。そこで、ひとりずつお客さんと会話しながら販売をしている。

炭自体がなかなか理解してもらえにくかったり、理解はされても使ってもらうまでには至らないことが多い中、さらに理解されなさそうだったり、怪しい世界と思われたりしそうな健康への効果などを、ひとりでもほんの小さなところからでも地道に伝えて歩いている姿や生き方がとても刺激になり、勉強になった。

炭藍染めの靴下は、寒い冬の冷えの改善にもなるので、チャコールブラックスでも12月後半くらいから販売予定です。収益はフィリピンでの炭を使った仕事作りによる貧困の改善の活動に使います。

写真は坂井さんの研究中の品々。

skai