黒の革命(ブラック・レボリューション)

最初の食料革命は、「新石器革命」と呼ばれる人類が農業と牧畜を始め、原始共産性から階級社会へ移行した紀元前10,000年。

2回目の食料革命は、1930年~40年代の「緑の革命」。化石資源から作られた化学肥料の普及による増産。

そして我々は今、バイオ炭を使うことで3回目の食料革命を起こすことのできる、文明の転換期にいる。

ということを、下記のリンクの提案者であるre:charのジェイソン・アランブル氏は言っている。

Grow More Food & Fight Climate Change: Black Revolution

2度の食料革命を通して、人類の食料確保の方法が変わっただけでなく、価値観や社会の仕組みまで大きく変わってきた。

この「黒の革命」を本当に起こせるとしたら、どんな価値観や社会になるのか考えてみる。

私は、非常に大雑把ですが、なんとなく、U理論とかのダイアローグ系の本を読んでいると感じられる「場の力」的なものを、もっとよく考える世の中になれるのではないかと考えます。

炭そのものが肥料になるわけではなく、有機肥料なり、化学肥料、あるいは何もはいらなくて、もともとそこにあったものが、本来の力を発揮できるための場をつくるのが炭の役割だと考えています。

物質文明のまっただ中にいたので、仕事をする当体である肥料や酵素、微生物などを理解することはできても、それらを育む場の力という見えないものを理解するのはなかなか難しい。

もしこの取り組みが将来「黒の革命」と呼ばれることになったら、こういう視点で物事をみることで、今まで見えなかったいろいろなものが見えてきて、価値観の変革にもつながる、という炭だから影の役割のひとつになればと考えます。