フィリピン スモーキーマウンテンからの移住者の炭焼きによる仕事作り試作3日目(パート1)


前日に材料の調達とドラム缶や煙突代わりのトタン板の加工が終わっていたので、6月14日は朝から火をつけました。

まずは、材木屋さんからいただいてきたおがくずの炭化テスト。

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いろいろと作業をしていると子供たちが集まってきます。

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バティアでお世話になっているメイと、メイのお父さん、そしてメイの子供のエンジェルと近所の子供たち。

ここでは誰が誰の子供かわからないくらい家族同士の行き来がある。

写真ではおがくずは炭化中ですが、煙は出ていない。ただ、おがくずを押し込んであるので、時々空気の流れが遮断され、煙が出るときがあった。まあおがくずだし今後のメインの材料ではないので問題ない。

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火をつけた後は、安全さえ確保できていれば手がかからないので、その間に別のドラム缶を日本から持ってきた金切りノコギリで切断し、もう1個のアタッチメントの製作。

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いろんな子供たちが入れ代わり立ち代りやってきては手伝っていってくれました。

しかも遊んでいくだけでなく、ちゃんと戦力になっていて、難しい鉄板の切断も進みました。

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その脇では、フィリピンでソーシャルビジネスをスタートさせるために動いているリレーションズ㈱の高橋さんが、ビデオケハウス(カラオケハウス)のプロトタイプ開店準備中。

フィリピンの方々はエンターテイメントが大好きで、貧しい人たちでも少なくないお金をエンターテイメントにつぎ込みます。人々が娯楽を楽しみながら生活環境を良くしていけるようなプロジェクトを目指しています。

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音楽が大好きな子供たちの前で一曲披露させられる高橋さん。

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前日の準備のときも手伝ってくれた、スモーキーマウンテンで炭焼きをしていたローランドさん。アタッチメントを一緒に作りました。

彼もこの移住先の地で再び炭を焼いて仕事にできることを求めていました。

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こちらの方は、少ない道具でいろいろなものを作ってきたからか、工具の使い方がうまい。私がヘタなだけだったからか。

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おがくずの炭化実験も無事に終わり、ケゾン市からディブもキムもやってきたので、いよいよココナッツ殻での炭化テストのため着火。

ココナッツ殻は、フィリピンでは捨て場所にこまり、大量の不法投棄の問題だけでなく、それを野焼きしたりして煙で環境問題になっています。

しかし、今の段階では、ココナッツの殻を大量に入手できる方法がないため、近くのマーケットで出た殻を1バッグ50ペソで譲ってもらう。

米袋4つぶんくらいのバッグでしたが、ココナッツの殻の厚さが3~4ミリと薄く、ボール状になってかさばっているため全然大した量ではない。普通に炭を買った方がはるかに安い。ビジネスにつながていくためには、限りなくタダで近い値段でココナッツの殻を手に入れる必要がある。しかもブコシェルと呼ばれるヤングココナッツの殻だと肉厚なので、ムダなスペースがなくて大量の炭ができる。

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ココナッツの殻を炭化中です。これもやはり強めの風で2次空気孔からの空気が安定せずに煙が出てしまう時間帯が何度かあった。改良できる。

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これがおがくずの炭とココナッツの殻の炭。

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それと同時に、ディブは事業化しようとしているひとつのロケットストーブの試作。

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慣れない手つきで手を切って血を出しながらの作業。

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かなり苦戦したにも関わらず、テストはあまりうまくいきませんでした。焚口に対して、垂直に炎を上げる部分が広すぎて、上昇気流も弱く、火力もあちこちに散っていくためです。水は沸騰直前まで行くが、結局沸騰せず。

これについては経験豊富な専門家がいるので大丈夫でしょう。

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(パート2に続きます)